Day: March 14, 2012

AJAX 入門講座

AJAXというメソッドが世に出てからしばらく経ちますが、一般のウェブサイトなどで活用されたわけでもなかったが、ここ最近になってWebアプリケーションの中でUI/UXの重要性がたかまったことで、注目をより集め始めました。AJAX自体はプログラミング言語ではなく、Webページに対してJavaScriptを活用する新しい方法と呼べると思います。この新しいテクノロジーはWebページをより速くしたりユーザーフレンドリーにしたりと、機能全般的により効率のよいものにしてくれます。 AJAXは「Asynchronous JavaScript and XML」の略で、JavaScriptを経由してサーバとの双方向のやり取りや更新に使用され、画面遷移せずとも部分的な更新を可能にしてくれます。今回のアーティクルではWebサイトにAJAXを実装する為に必要な基本的なことをカバーしていきたいと思います。 この記事は、http://www.onextrapixel.com/の許可を得て、翻訳しています。一部変更して翻訳している部分もある場合があります。オリジナルの記事はここよりご覧いただけます。 オリジナルの記事 JavaScriptを知ってれば余裕♪ もしJavaScriptの基本を少しでも知ってたら、AJAXを理解するのにそう時間はかからないと思いますよ。JavaScriptを使えば、ユーザーと相互作用(インタラクト)するようなWebページを作ることが出来ますよね。ユーザーとのインタラクションに基づき、必要な時にサーバのレスポンスに応じてWebページの内容を送信、受信、更新することが出来ます。 ではここにシンプルなボタンがあるとしましょう。そしてこのボタンはWebページの何かしらのデータを更新する為に使われるものとします。勿論更新する為のデータ収集用の入力フィールドもあると想像してください。 <button onclick=”updateProfile()” type=”button”>Update</button> 上記のボタンコードで分かるように、ボタンをクリックすると「updateProfile()」というJavaScriptの関数を呼び出すことが出来ます。もし既にJavaScriptをご存知でしたらもうここら辺は余裕だと思います。scriptタグ間で定義されている関数が呼び出されます。 <script type=”text/javascript”> function updateProfile(){ // JavaScript code to be executed } </script> こういったscriptタグやその内部のコードなどは、bodyタグの直前に配置するのが通例となっています。またサイトの構築方法やページに対する特別なニーズにもよりますが、JavaScriptはヘッダー内に配置することも可能です。勿論JavaScriptファイル(拡張子.js)に配置して、ヘッダー部分で読み込むのが無難です。 さて、これでボタンが押された時に実行したいコードを関数内に配置出来ます。この辺も特に目新しいことはないかと・・・。従来のJavaScriptではサーバからのデータをそれ以上必要としない限り、そのページ内に既に存在しているコンテンツを自由に操作することが出来ましたよね。Freelance Finances Calculatorなんかは、JavaScript使用例の良い例だと思いますよ。 もし更にサーバからの情報が必要な場合は、サーバサイド・スクリプト言語を使ってページを再読込みさせる必要がありました。ここでAJAXの出番です!「updateProfile()」関数内にJavaScriptを介してサーバと通信する為のAJAXコードを記述すれば、ページを再読込みすることなく、必要に応じてサーバ上のデータを取得、更新、削除することが出来るようになります。 <script type=”text/javascript”> function updateProfile(){ // JavaScript code to be executed // AJAX code will go here as well! } </script> XMLHttpRequestとActiveXObject Objects AJAXを使用するにはまずブラウザに「サーバと通信しますよ」と伝える必要があります。JavaScriptにはAJAXが動作する為の手助けとなるオブジェクトが2つあります。それが「XMLHttpRequest」と「ActiveXObject Objects」です。これらのオブジェクトはJavaScriptによるオブジェクト指向の基礎となる部分なので、今ここでオブジェクト指向の概念を理解したり実装する必要はありません。またそれは追って説明していきますね。 どちらのオブジェクトもWebページの裏側でサーバとデータを交換したり処理したりと同じことを行いますが、サポートするブラウザが異なります。 「AJAXを使いますよ」とブラウザに伝えるには、以下のコードを使用します。(W3Schoolsから拝借) <script type=”text/javascript”> function updateProfile(){ // Create a variable to refer to our request object: var xmlhttp; if (window.XMLHttpRequest){ // code for IE7+, Firefox, Chrome, Opera, Safari xmlhttp=new XMLHttpRequest(); }else{ // code for IE6, IE5 xmlhttp=new ActiveXObject(“Microsoft.XMLHTTP”); } } </script> 上記のコードは極めてシンプルです。まずオブジェクトを保持する変数を作成します。このオブジェクトは「XMLHttpRequest」か「ActiveXObject Objects」のどちらかになります。(けれどどちらもすることは同じです。)もしブラウザがwindow.XMLHttpRequest経由で「XMLHttpRequest」をサポート可能と検出出来るならオブジェクトを「XMLHttpRequest」に設定します。そうでないなら「ActiveXObject Objects」に設定します。 WEBサイトでAJAXを使用する場合は、いつもここからスタートすることになります。もし複数の関数を使用している場合、全関数の前にこのコードを宣言するのはあまりいいアイデアではないと思います。複数の関数を使用する場合は、ページロード時に変数を設定する方が効率的だと思います。 サーバからのレスポンス受信 これでAJAXをブラウザで使用する為の準備は整ったので、ここからがお楽しみパートです。サーバとの通信に移りましょう。ブラウザによってどのリクエストオブジェクトが使用されようと、AJAXを介してサーバから情報を取得したり送信したり操作する為に使用可能な事前定義された関数があります。 1つ目の事前定義プロパティは「onreadystatechange」です。何をするプロパティかと言うと、もうそのまま読んで字のごとくなのですが「readyState」が変更されると、自動的に保持している関数をコールしてくれます。「readyState」は単に「処理中」「ダウンロード中」「完了」といったオブジェクトの状態を示します。 xmlhttp.onreadystatechange = function(){ // This code will

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